2026.01.29

待ってました! モリッツ・グロスマン上陸10周年モデルの実機が遂に完成、店頭に!

小ぶりな37㎜がうれしい1stモデルの再解釈

写真/角田 進

モリッツ・グロスマンは、2024年に日本に上陸して10年、翌25年には世界で唯一のモリッツ・グロスマン ブティックが東京・播磨坂にオープンして10周年という節目を迎えた。このアニバーサリーを記念して、日本限定として誕生したのが「37アラビック ジャパンリミテッド」だ。発表から1年あまり、遂にこのモデルが完成し、ブティックで手に取ることができるようになった!

ブランドのファーストモデルである「ベヌー」を再解釈したこのモデルは、小ぶりな37㎜径のケースに合わせ、文字盤が新たにデザインされており、レギュラーラインの「37アラビック」にはない顔を見せている。

モデル名ともなっているアラビア数字インデックスは、ファーストモデルと同じフォントで細くシンプルに仕上げられ、ブラウンカラーで落ち着いた雰囲気に。分スケールもクラシカルなレイルウェイインデックスを採用。ブランドロゴと洋ナシ型の極細針は、モリッツ・グロスマンが19世紀に制作した懐中時計のオマージュとなっている。

「M.GROSSMANN」と記されたロゴは、現在のフルスペルロゴとは異なるヴィンテージ仕様。繊細な針は、直火で1本ずつ焼き戻された、美しいブラウンバイオレットカラー。

搭載するムーブメントはスモールセコンドを持つ、小径用に開発されたCal.102.1。直径26㎜、厚さ9.2㎜のキャリバーはグロスマンらしい3/5プレートを採用。地板とこのトッププレートを支柱で支えるグラスヒュッテ伝統の構造、テンプ受けのハンドエングレービングなどがシースルーのケースバックから視認できる。

毎時2万1600振動の手巻きキャリバーは、グロスマン製テンプ/段差式テンプ受け、グロスマン製精密調整ネジによる緩急調整装置や時刻設定時にテンワを止めるストップセコンド機能などを採用。完全巻き上げ状態から約48時間のパワーリザーブを誇る。

日本人の腕によく似合い、バランスの取れた美しいデザインに仕上げられたこの「37アラビック ジャパンリミテッド」だが、冒頭に書いた通り、日本上陸10周年記念モデルであり、2024年に発表されたが、なにぶん年間生産本数が数百本の小規模独立系マニュファクチュール。ようやく実機が日本に到着したということで、ここにご紹介。ラインナップは18Kローズゴールドケースとステンレススチールケースの2種。ともにポリッシュ仕上げで、ブラウンアリゲーターストラップが付属。RGケースは15本、SSケースが18本という限定販売。完売すれば二度と手に入らないこのモデルを、是非、店頭で腕に載せて確かめてみてほしい。

「37アラビック ジャパンリミテッド」 径37㎜。手巻き。(左)18Kローズゴールドケース880万円。(右)SSケース605万円。

モリッツ・グロスマン公式サイト

 

問い合わせ/モリッツ・グロスマン・ブティック TEL: 03-5615-8185