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2026.03.17
ロンジンがロンジンたる所以、それはここに来ればわかります!
2026年5月10日まで希少なヘリテージピースを無料で一般公開

190年以上の歴史を誇るスイスの老舗ロンジンは、その長い歴史の中で数え切れないほどの傑作時計を世に生み出してきた。それらの希少なヘリテージピースは、スイス・サンティミエのロンジン本社にある「ロンジン ミュージアム」で確認することができる。
しかし、いくら熱心なファンであったとしても、おいそれとスイスを訪れ、ミュージアムに足を運ぶことは、なかなかハードルが高い。そんなロンジンファンには、またとないチャンスが到来! 現在、東京・銀座のシテ・ドゥ・ タン・ギンザに、本社の希少なヘリテージピースが大移動中なのだ。

2026年5月10日(日曜日)まで開催中の「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」では、ロンジンの歴史が凝縮した19点の希少なヘリテージピースを展示。予約なし、入場無料でこれらの傑作時計を間近で見ることができる。
本展では、ロンジンがウォッチメイキングにおける3つの重要テーマとして掲げている「エレガンス」「パイオニア精神」「精度」を軸に、展示時計を構成。ロンジンはこれまで、何を大切にして時計を作り続けてきたのか。それが強く感じられる展示会になっている。
それでは早速、その3つのテーマから、実際に展示されている時計を紹介していこう。
Eleganceエレガンス
多くの時計ブランドにとって課題となるのが、ユーザーの男女比。大抵の時計ブランドは、メンズに偏るものだが、ロンジンにいたっては、見事に半々だという。これは同社が早くから時計の持つ「エレガンス」に着目し、女性のための装飾性の高いエレガントウォッチを手がけてきたからだ。
真ん中のゴールドの時計は、ロンジンの現存最古の腕時計(1902年)。右の時計は、2026年1月に開催された第83回ゴールデン・グローブ賞にて、ロンジンのアンバサダーを務めるジェニファー・ローレンスが着用した1916年製のダイアモンドモデルの関連モデル。
Spirit パイオニア精神
誰も成し遂げていないことに果敢に挑戦する。こうしたロンジンのパイオニア精神は特に同社のパイロットウォッチにおいて垣間見ることができる。有名な1931年の「ロンジン リンドバーグ アワーアングルウォッチ」や「デュアルタイムゾーン コック ピットクロック」などで、その時代の偉大なパイロット達を支えてきた。
ロンジンは、1935年にフライバック機構の特許を出願し、1936年に認可されている。写真左は、そのフライバック機構を搭載し、当時最も先進的なクロノグラフムーブメントであった名機「キャリバー 13ZN」を採用したゴールド製モデル。右は軽量なアルミニウムケースを採用した1915年製のコックピットクロック。
1936年、ロンジンはグリニッジ恒星時を角度(度、分、および分角の分数)で表示する計器 「シデログラフ」を開発。 1939年に特許を取得した。 1938年、アメリカ人事業家のハワード・ヒューズが世界一周飛行の速度記録達成時に使用したことでも有名。
Timekeeping 精度
精度という観点から欠かすことのできないのが、ロンジンとスポーツ計時の関係性である。1912年には、早くもモータースポーツ参戦。1930年代のヒルクライムやグランプリ、1950年に創設されたF1世界選手権の初期レースでは、公式タイムキーパーとして活躍している。
1957年、ロンジンは1/10秒表示付きスプリットセコンド機構を搭載した高精度クロノグラフを発表。写真の展示モデルはキャリバー 262搭載を搭載し、ノギス目盛付き専用針を採用したモデル。
右は1967年に発表した高振動時計「ウルトラ-クロン(写真の展示品は1968年製)」。自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー431」搭載しており「月差1分」(日差約2秒)の精度を保証していた。左は、その高精度キャリバーを搭載した初のダイバーズウォッチ。200m防水で「月差1分」(日差約2秒)の精度を保証していた。
「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」

会期:2026年3月1日(日)~ 5月10日(日)
時間:11:00 ~ 19:00
会場:シテ・ドゥ・タン・ギンザ (〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター14階)
問い合わせ先:03-6254-7377(11:00~19:00)
※入場無料・予約不要
※休館日:3月23日(月)~27日(金)予定
その他休館日は要問い合わせ。
※併設:ロンジン アーカイブ展 ポップアップストア
公式サイト
会場内にはロンジンの現行コレクションを購入できる期間限定ポップアップストアを併設。
発表記念イベントには、俳優の本田響矢さんがパイロットウォッチの最新作「ロンジン スピリット パイロット フライバック」を着けて来場。

「ロンジン スピリット パイロット フライバック」。自動巻き。径39.5㎜。SSケース&ブレスレット。10気圧防水。77万7700円。
問い合わせ/ロンジン公式サイト
文/市塚忠義