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2026.05.09
Watches and Wonders Geneva 2026 新作速報 Part.4
■ヴァシュロン・コンスタンタンの新作
オーヴァーシーズ・エクストラフラット・オートマティック
薄型時計の名手であるヴァシュロン・コンスタンタン。1968年に誕生した厚さ2.45㎜の薄型自動巻きキャリバー1120 の系譜を受け継ぐ自社製ムーブメントとしてキャリバー2550が発表され、新たなオーヴァーシーズに収められた。新作「オーヴァーシーズ・エクストラフラット・オートマティック」のケース径は39.5㎜、ケース厚はコレクション史上最薄となる7.35㎜しかない。搭載ムーブメント、キャリバー2550の厚さは2.4㎜に抑えられており、薄型自動巻きの傑作キャリバー1120より、さらに0.05㎜薄く仕上げられている。薄さを追求しつつも、今回の新型キャリバー開発にあたり、同メゾンが重視したのはパワーリザーブ。2つの香箱を縦に重ねる吊り下げ式を採用し、さらにそれぞれを天地逆に組み合わせることで1つの香箱蓋を不要に。マイクロローターとの組み合わせで厚さを抑えつつも、約80時間というパワーリザーブを実現している。開発期間に7年を費やしたこの超薄型自動巻きキャリバーは、やはり同メゾンの傑作モデルであるオーヴァーシーズに収められ、ケースとブレスレットの素材にプラチナが選ばれたことからも、いかにこのモデルが特別なものであるかが分かる。自動巻き。ケース径39.5㎜。プラチナ950ケース&ブレスレット(ベージュのラバーストラップとヌバックタッチ仕上げを施したダークベージュのアリゲーターストラップ、付け替え可能なプラチナ950ピンバックルが付属)。5気圧防水。世界限定255本。1900万8000円。
問い合わせ/ヴァシュロン・コンスタンタン
■エルメスの新作
スリム ドゥ エルメス スケレット リュンヌ
2015年に誕生した「スリム ドゥ エルメス」。その最大の特徴は、非常に細くシャープに仕上げられたラグのフォルムである。いかにもエルメスらしい、控え目でありながらもしっかりと主張するデザインで、クラシックな「アルソー」コレクションに対し、モダンなイメージを牽引してきた。その「スリム ドゥ エルメス」に大きな変化があったのは2021年。マイクロローターを採用するムーブメントを大胆にスケルトン化し、オープンワークのダイアル側からも楽しめる「スリム ドゥ エルメス スケレット リュンヌ」が誕生した。写真の新作は、その新たなバリエーションとして発表されたもの。ケース素材にはプラチナが採用され、ダイアル外周とムーンフェイズ表示は、サンレイ仕上げのブルー。スケルトナイズされたムーブメントの地板なども深海を思わせる同色のブルーアビスで彩られており、さらにストラップもブルーアビスとすることで、非常に見事な一体感を生み出している。スケルトン化することで表側からも露わになったマイクロローターの回転運動、また6時位置のダブルムーンフェイズ表示など、時刻に加えてムーブメントのメカニズムも楽しめる腕時計は、何度見ても、見飽きることはないだろう。自動巻き。ケース径39.5㎜。プラチナケース。アリゲーターストラップ。3気圧防水。585万2000円。
問い合わせ/エルメス公式サイト
■エベラールの新作
スカフォグラフ 200 MCMLIX
エベラールのダイバーズコレクションであるスカフォグラフは、1959年に誕生。60年以上の歴史を誇るロングセラーモデルは、防水性能ごとにスカフォグラフ「300」「200」「100」の3シリーズを展開しているが、その「200」に、ちょっと小ぶりなケース径39㎜のモデルが加わった。ちなみにモデル名にある「MCMLIX」とはM=1000、CM=900(1000−100)、L=50、IX=9(10−1)を表しており、ローマ数字で初代誕生の「1959年」を意味している。新作の時針先端の力強い三角形は、1959年モデルへのオマージュ。深海ダイビングに不可欠な自動ヘリウム排出バルブを搭載しつつも、ケース直径はコンパクトな39㎜に収められている。ダイアルのカラーは深海を思わせるブルーのグラデーションダイアル。さらに新たに導入されたポリッシュ仕上げのミラネーゼメッシュブレスレットを組み合わせることで、よりヴィンテージな雰囲気に。このブレスレットにはミラネーゼブレスを切らずに長さ調整できる2CLICK® クラスプが採用されており、実用性が高められている。自動巻き。ケース径39㎜。SSケース&ブレスレット。200m防水。98万5600円。
問い合わせ/エベラール公式サイト