2026.10.07

オーデマ ピゲがロイヤル オークのハイジュエリーコレクションを発表

全身で魅せるロイヤル オーク

男性は腕時計を1点モノとして考える人が多いかもしれないが、女性は違う。その日のコーディネート、特にジュエリーとの相性を重視する人が多い。時間を「知る」だけでなく「魅せる」アイテムとして選ぶのが、腕時計。だから腕時計とジュエリーは、切っても切れない関係であり、ケースやダイアルに眩い宝石を散りばめた腕時計は、いつの時代も女性たちを虜にしてきたのである。

そんな関係性もあり、老舗のハイジュエラーが時計市場に参入するケースが近年加速している。ゴージャスなジュエリーをセッティングするだけではなく、搭載するムーブメントも自社で開発するという本格腕時計が続々と誕生しているのだ。

このように、ハイジュエラーから時計メゾンに転身するのは、決して珍しいことではない。では、その逆はどうか。スイス・ジュウ渓谷の重鎮オーデマ ピゲが、代表作であるロイヤル オークのジュエリーコレクションを発表し、新たな道を切り拓いた。

新たに発表されたハイジュエリーコレクションは、「リズー エクリプス」「ドリーム オブ ジュウ」「フロステッド ゴールド」という3つのシリーズで展開される。このうち「リズー エ クリプス」と「ドリーム オブ ジュウ」は、全ての製品が1点モノとなり完全受注生産になるという。

ハイジュエリーコレクションの原点になっているロイヤル オークは、1972年にジェラルド・ジェンタによって考案された。偉大な時計デザイナーとして知られるジェラルド・ジェンタだが、彼のキャリアはジュエラーとして修行したことから始まっている。

彼の時計のデッサンを見たことがある人ならわかると思うが、そこに描かれているのは時計の「顔」だけではない。そのほとんどはブレスレットまでが一直線に伸ばされた状態で描かれており、まるでジュエリーを思わせるような美しさが宿っていた。

今回の新作ジュエリーを発表するにあたり、オーデマ ピゲCEOのイラリア・レスタ氏は、「過去と未来をつなぐ架け橋として、ロイヤル オーク ジュエリーコレクションはオーデマ ピゲの自由な精神を体現しています。ジュエリーは常にブランドの歴史の重要な一部でした。私たちは長年培ってきた専門技術を活かし、時計製作という中核事業と並行してこの創造的な領域を探求し続けています。それにより想像力を育み、ブランドコードを見つめ直し、創造と表現へのアプローチをさらに豊かなものにしています」と語っている。

「リズー エクリプス」ネックレス。COL000018AA。ブラックチタンおよび18K ホワイトゴールド製。シュガーローフエメラルド5個(計約16.5カラット) ブリリアントカットダイヤモンド76個(計約0.159 カラット)。

「リズー エクリプス」は、天体観測において重要な役割を担ってきたジュウ渓谷へのオマージュ。日食のほのかな光輪が浮かぶ、リズーの森を再解釈している。シリーズを象徴するネックレスとカフには、ブラックPVD加工を施したチタン製のリンクとスタッドを採用。その中央には、ブリリアントカットダイヤモンドに囲まれたシュガーローフエメラルドが鎮座している。

「リズー エクリプス」カフ。BCT000019AA。ブラックチタンおよび18K ホワイトゴールド製。シュガーローフエメラルド3個(計約12カラット)、ブリリアントカットダイヤモンド76個(計約0.159 カラット)。

エメラルドの円錐状ファセットは、あらゆる方向から光を取り込み、その色彩を最大限に引き出すため、入念な研磨とポリッシュ仕上げが施されている。また、リンクとスタッドに施されたサテン仕上げとポリッシュ面取りのコントラストが、宝石としての輝きを一層際立たせている。

「ドリーム オブ ジュウ」ツリー オブ ライフ ロイヤル オーク カフ。BCT000024AA。18Kピンクゴールド製。ブリリアントカットコニャックカラーサファイア203個(計約2.008カラット)、ブリリアントカットミディアムツァボライト340個(計約 3.388カラット)、ラウンドシェイプディープツァボライト108個(計約1.524カラット)、ペアシェイプディープツァボライト19個(計約0.08 カラット)、ブリリアントカットライトツァボライト124個(計約 1.648 カラット)。

「ドリーム オブ ジュウ」では、ジュウ渓谷の多面的な景観がジェムセッティングによって表現されている。凍った湖、澄み渡る夜空、そして花々のモチーフが、それぞれ一点物として製作されたカフの中に息づき、ダイヤモンド、サファイア、スペサルティンガーネット、トルマリン、アメシスト、ツァボライト、トパーズなど、厳選されたジェムストーンが使用されている。

「ドリーム オブ ジュウ」ネックレス&イヤリング。ネックレスCOL000015AA。イヤリングEAR000007AA。ブルーチタンおよび18Kホワイトゴールド製。ネックレス/1.5カラットのペアシェイプダイヤモンド42個(計約63カラット)、 5カラットのペアシェイプダイヤモンド1個、3カラットのペアシェイプダイヤモンド1個 ブルーサファイア1670個(計約5.225カラット)。

「ドリーム オブ ジュウ」では、お揃いのタイネックレスとドロップイヤリングのセットも展開。連なるペアシェイプダイヤモンドと、ブルーサファイアによるスノーセッティングが冬の幻想的な世界を描き出している。

そして、18Kホワイトゴールド、18Kピンクゴールド、18Kイエローゴールドの「フロステッド ゴールド」シリーズでは、刻々と移り変わるジュウ渓谷の光の表情を、きらめくネックレスとカフで見事に表現している。

フロステッドゴールド ロイヤル オーク チョーカー&カフ。チョーカー/COL000014AA( 18Kピンクゴールド)。カフ/BCT000016AA(18Kピンクゴールド)。

この装飾技法は、フィレンツェに古くから伝わる伝統技術をベースに、2016 年にジュエリーデザイナーのキャロリーナ・ブッチとの協業によって開発されたもの。女性向けロイヤル オーク誕生40周年を記念して生み出され、その後オーデマ ピゲを象徴する仕上げのひとつとなった。

ダイヤモンドチップをセットした専用工具で貴金属の表面を打ち出すことで生まれる「ダイヤモンドダスト」効果は、大自然の光の反射を演出しており、見るたびに新しい発見をもたらす。

 

問い合わせ/オーデマ ピゲ公式サイト