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2026.10.14
ダマスカス鋼×フォージドカーボン! シリーズエイトに“二つとない表情”を纏った限定GMTが登場
“伝統”と“モダン”を、異素材でひとつに
シチズンの機械式時計ブランド「シリーズエイト」から、ひと際存在感のあるGMTモデルが登場した。
2026年10月15日に発売された「NB6092-01E」は、ブランドコンセプトである「Heritage meets Modern」をテーマにした世界限定1300本のスペシャルモデル。注目したいのは、ゴールドカラーのケースに組み合わせられた、なんとも個性的な2つの素材だ。

ゴールドカラーを基調に、ブラックとブラウンを合わせた精悍な一本。ダマスカス鋼とフォージドカーボンという表情豊かな素材が、「Heritage meets Modern」の世界観を体現する。
ケースには“刀剣”にもつながるダマスカス鋼
まず目を奪われるのがケースのセンター部分。ここには、古くから刀剣やナイフの鍛冶技術に用いられてきたダマスカス鋼が採用されている。現代のダマスカス鋼は複数のステンレスを積層して鍛造することで製造され、波紋のような独特の模様が生まれる。しかも、その表情は一つひとつ異なるという。
ゴールド一辺倒ではなく、その中に素材そのものが生み出す複雑なパターンを取り込んだところが面白い。ケース径は41.0mm、厚さ13.5mm。ブラックの牛革ストラップを組み合わせることで、華やかさを程よく引き締めている。

ケースのセンター部分にダマスカス鋼を採用。一つひとつ異なる波状の模様が、このモデルならではの個性を演出する。ケースはイエローゴールド色のめっきを施したステンレス製。
文字盤はまさかのフォージドカーボン!
そしてもうひとつの主役が文字盤だ。ケースが伝統的な素材なら、文字盤には一転してモダンなフォージドカーボンを採用。短くカットした炭素繊維をランダムに混ぜ合わせて成形するため、こちらも均一ではない独特の模様が現れる。つまりケースのダマスカス鋼だけでなく、文字盤にも“一品一様”の面白さがあるわけだ。
金属の積層が生み出すダマスカス鋼と、炭素繊維によるフォージドカーボン。ルーツも表情もまったく違う2つの素材をひとつの時計にまとめることで、「Heritage meets Modern」というテーマを見た目にもわかりやすく表現している。

ブラック文字盤にフォージドカーボンを使用。上の2本は同じ時計だが、ケースのダマスカス鋼部分だけでなく、文字盤のランダムな炭素繊維が生み出す模様も一つとして同じものがなく、ゴールドカラーのインデックスや針をシャープに引き立てる。
見た目だけじゃない。“Traveller GMT”なのがポイント
これだけ素材で攻めたモデルながら、中身もしっかり実用派なのがシリーズエイトらしい。搭載するのは自動巻き+手巻きの機械式ムーブメント、Cal.9054。最大のポイントは、分針、秒針、24時間針を動かさずにローカルタイムを示す時針だけを1時間単位で動かせるTraveller GMTであること。
さらに24時間表示の回転ベゼルを組み合わせることで、最大3つの地域の時刻を確認できる。海外を飛び回る際にも扱いやすい、本格的なGMTウォッチというわけだ。
高級感を前面に出したゴールドカラーのGMTは決して珍しくない。しかし本作は、ダマスカス鋼とフォージドカーボンという、模様そのものに個体差が生まれる2種類の素材を掛け合わせているところがミソ。
伝統的な鍛造素材と現代的なカーボン素材。そして、その外観とは対照的なほど実用的なTraveller GMT。この“異質なもの同士”の組み合わせこそ、「Heritage meets Modern」を掲げる今回の限定モデル最大の見どころと言えそうだ。
シチズン シリーズエイト 限定モデル NB6092-01E

自動巻き+手巻き(Cal.9054)。2万8800振動。約50時間パワーリザーブ。平均日差-10~+20秒。ステンレススチールケース(イエローゴールド色めっき、一部ダマスカス鋼)。フォージドカーボン文字盤。サファイアガラス(クラリティ・コーティング)。牛革ストラップ。ケース径41.0mm、厚さ13.5mm。10気圧防水。2種耐磁。世界限定1300本。27万5000円。2026年10月15日発売予定。
問い合わせ/シチズンお客様時計相談室 ☎0120-78-4807
シチズン公式サイト