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2018.05.10
IWC 150周年、ナンバー1はどのモデル?【博士と助手の新作時計 2018 ガチンコ対決!】
創業150周年を迎えたIWCの新作は、すべて記念限定モデル。
どれもダイヤルの仕上げと機構とに凝り、節目の年を寿ぐ。
博士「時・分のダブルジャンピング」
助手「クラシックが引き立つ機構」
新ムーブの出来を競うクラシックな2モデル
助手 150周年という大きな節目を迎えたIWCは「ジュビリーコレクション」と名付けた記念限定モデルを28種類も発表しました。
博士 ダイヤルは白と青の2色だけの展開で、どれもラッカーを最大12層も重ねたエナメルのような質感を浮かばせている。そのダイヤルの美しさが、最も際立つのが「IWCトリビュート・トゥ・パルウェーバー〝150イヤーズ〟」だ。ジャンピングアワー&ミニッツのユニークな機構は、1884年に作られた懐中時計からの引用だ。
助手 ウーン、確かに興味深いモデルですけど、ちょっとマニアックすぎません? その点「ダ・ヴィンチ・オートマティック〝150イヤーズ〟」は、オーセンティックなクラシックで普段使いしやすいです。定番にはないスモセコ仕様を動かすのは、新開発の自社キャリバー82200です。
博士 それを言うなら「パルウェーバー」の機械も、新開発だ。アワーとミニッツで最大計3枚のディスクを瞬時に切り換えるために、ミニッツの1の位を動かす専用の香箱と輪列を組み込んだ、時計精度に影響を与えない優れモノだ。
商品の問い合わせ/IWC Tel.0120-05-1868
[時計Begin 2018 SPRINGの記事を再構成]
写真/岸田克法 文/髙木教雄 構成/市塚忠義