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2018.05.11
パネライ初の38mm小型ケースか、自社ムーブ入りロゴか?【博士と助手の新作時計 2018 ガチンコ対決!】
複雑機構の新作も登場したが、2人が注目したのはベーシック機。
どちらもパネライ史上“初”の試みで、新たな魅力の扉を開いた。
博士「小さくなっても存在感は健在!」
助手「エントリー機にも自社ムーブ搭載」
外装のバランスと機械、それぞれの魅力を激論
博士 イヤァ驚いた。まさかパネライがアンダー40㎜を出してくるとは。薄型コレクション「ルミノール ドゥエ」からの新作は、なんと時計界全体を見回しても今や小振りな部類の38㎜径だ。
助手 小さいパネライは、確かに新鮮です。でもやっぱりパネライは大きくあるべき。その点、「ルミノール」のエントリーコレクション〝ロゴ〟の新作は、44㎜と大型を堅持した上に、ついに自社製キャリバー搭載になって、機械的にも魅力的になっています。
博士 イヤイヤ、38㎜は同じ機械を積む42㎜よりわずかに厚みを持たせ、パネライらしい存在感を保持させている。単に小径化しただけでない点は、評価すべきだ。
助手 それを言うならロゴが積む新キャリバーは、量産性にまで配慮した設計とし、また既存の輪列の一部を流用するなど開発費を抑え、コストパフォーマンスにも優れています。パネライマニュファクチュールの技術力は買いです。
博士 どちらも白文字盤を選んだが、こっちはアラビックがブルー。ストラップともカラーコーディネイトされ、断然お洒落だ。
商品の問い合わせ/オフィチーネ パネライ Tel.0120-18-7110
[時計Begin 2018 SPRINGの記事を再構成]
写真/岸田克法 文/髙木教雄 構成/市塚忠義