2018.05.25

ウブロの有り余る圧倒的な開発力に脱帽【博士と助手の新作時計 2018 ガチンコ対決!】

新素材に新機構、新コラボと“プレ”にもかかわらず多種多彩な新作が登場!
中でも2人が注目したのは、装い新たなクラシック・フュージョンだった。

博士「流行先取りダークグリーン」

クラシック・フュージョン チタニウム グリーン
サンレイ文字盤とストラップにあしらう新色は、わずかにダークがかったグリーン。カーキよりも明るく、程よいミリタリー感が、ファッションのトレンドにも合う。自動巻き。径45㎜。チタンケース。アリゲーター+ラバーストラップ。予価82万円。5月発売予定。

汎用ムーブがベースのCal.HUB1112搭載。自動巻きローターには、ウブロのロゴを転写。

助手「立体感豊かな多面体ケース」

アエロ・フュージョン クロノグラフ オーリンスキー チタニウム
現代アーティストとのコラボは特徴的な"耳"をあえてなくし、ファセットカットを際立たせた。スケルトン文字盤と相まって奥行きある立体感が極めて豊か。限定200本。自動巻き。径45㎜。チタンケース。ラバーストラップ。予価189万円。6月発売予定。

右/裏から見てもアウトラインが角ばっている。左/ラグのカットが最も特徴的。

新鮮な色とフォルムで一層スタイリッシュに

博士 多くのブランドが新作の数を絞ってきた中、ウブロは今年も歩みを止めない。プレ・バーゼルとは思えないほど、他社を圧倒する数の新作をお披露目してくれた。

助手 そのどれもが、ウブロらしい革新性やスタイリッシュさ、ユニークさを備えていましたね。

博士 スタイリッシュという点で、一番気になったのが「クラシック・フュージョン」の新色グリーンだ。実は他社からもいくつかグリーンの新作が出ていて、どうやら今年のトレンドになりそうだと感じていた。それが時計界のトレンドセッターであるウブロからも登場したことで、確信に変わった。

助手 「アエロ・フュージョン」の新作も、かなりお洒落でしたよ。今までなかった12角形のベゼルや、多方向に斜めに落としたラグなど、随所にファセットカットを施した新鮮なフォルムは、フランス人アーティストのリチャード・オーリンスキー氏とのコラボで生まれました。彼はリアルな動物をカラフルな単色で仕立て、ファセットカットした作品で知られる現代アーティスト。その技法を巧みに時計に取り入れています。

商品の問い合わせ/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ Tel.03-3263-9566

[時計Begin 2018 SPRINGの記事を再構成]
写真/岸田克法 文/髙木教雄 構成/市塚忠義