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2020.06.05
金時計買うならどっち? イエローゴールドVSピンクゴールド
素材の色味で人気を二分するイエローゴールドとピンクゴールド。人気上昇中の"YG"、日本で定番の"PG"、どちらを選べばいいの?
伝統カラーのイエローと技術革新で生まれたピンク
純金(24K)は軟弱で変形しやすい。そこで銀や銅などを混ぜて強度を高めたのが合金で、その配合によりイエローやピンクなどの色が出る。
ワールド通商テクニカルサービス部の重村さんによると、最初に開発された合金はYG。「歴史あるカラーで純金に近い。PGより銅の割合が少なく酸化しにくい利点があります」。日本ではPGが増えているが、いま人気が再燃している色でもある。
また、比較的新しい合金のPGは「科学技術の進歩で生み出され、硬度が高い一方、淡い赤色が柔らかな印象で人気です」。PGは各社で配合が異なるため、実際に試着して微妙な色の違いで選ぶのがオススメ。
結論! 伝統的な金ならYG、いまっぽい金ならPG
金の王様は黄色かピンクか?
イエローゴールド
金といえばやっぱりイエロー
もっとも古くから存在する合金。配合は18金の場合、金75%、銀15%、銅10%。ビッカース硬度は120で、PGより多少軟らかいが、純金よりは圧倒的に硬い。名前通り黄色寄りの金色で、純金に近く、人気も再燃中。
ピンクゴールド
日本人の肌色に合うピンク
20世紀初頭に開発された合金。配合は金75%、銀5%、銅18%、パラジウム2%。ビッカース硬度は150~ともっとも高く、赤みがかった色合いが日本人の肌と相性がよいとされる。同系色のレッドゴールドも人気。
同モデルで揃えるYGとPG
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
ヘリテージコレクション
SBGA290
好みのゴールドが同価格で選べる
スプリングドライブを搭載したGSの18KYG&PGモデル。針やインデックスなどもケースの色で統一。自動巻き。径39㎜。クロコダイルストラップ。10気圧防水。各245万円。問い合わせ:グランドセイコー専用ダイヤル
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
ヘリテージコレクション
SBGA292
好みのゴールドが同価格で選べる
スプリングドライブを搭載したGSの18KYG&PGモデル。針やインデックスなどもケースの色で統一。自動巻き。径39㎜。クロコダイルストラップ。10気圧防水。各245万円。問い合わせ:グランドセイコー専用ダイヤル
[時計Begin 2020 SPRINGの記事を再構成]