2024.12.10

ダイバーズ時計の名門「エドックス」に質問!極地でダイバーズ時計に必要な機能とは何ですか?

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「クロノオフショア1」の新作は、ブランド初のベゼルロック機構を装備! なぜこんな機能を持たせる必要があったのか? この技術背景をエドックスのキーパーソンへの取材を交えながら紹介したい。 クロノオフショア1

Q:極地でダイバーズ時計に必要な機能とは何ですか?
A:それはベゼルロック機能です!

潜水時間をより正確に表示するためのシステム

「クロノオフショア1」が高い人気を博すのは、美しく高級感溢れるデザインに加え、高精度なクロノグラフを搭載しつつ、500m以上の防水性能を実現するなど非常に高いスペックを備えるからだが、新作ではさらに機能性が向上。逆回転防止ベゼルに極地での潜水活動を専門とする「アナンタ・エクスペディション」の依頼により、画期的なロック機構を搭載したのだ。

ロック機構

一箇所ではなく、ベゼル下部にあるロックスライダー(赤いパーツ)がベゼル全体を内側からガッチリ固定するシステムを採用。水中で衝撃を受けてもベゼルはまったく動かない。

ご存知のように、逆回転防止ベゼルは潜水可能時間を把握するタイマーとして用いるもの。誤動作により酸素残量を過剰に見積もらないよう、ベゼルは反時計回りにしか回らない。潜水可能時間を短く見積もるならいいが、長く見積もると命取りになるからだ。 しかし、一般ダイバーならこの安全策でいいが、極地で潜水を行う者には不十分だったようだ。極寒の海でのアタックは限られる。一度潜ったら、その機会を最大限生かすためにも、潜水可能時間を短く見積る誤ちは避けたい。

ロックレバーが6時位置側だと、ベゼルは反時計回りにしか動かないが、レバーを12時位置側にスライドさせるとどちら方向にも動かなくなる。レバーは水中での視認性を考慮してオレンジ、もしくはレッドが採用された。

そこでエドックスは二重の安全策として、逆回転防止ベゼルに、ベゼルがどちら方向にも回らなくなるロック機構を搭載。これでベゼルの誤作動を完璧に防ぐことに成功した。140年の歴史を誇るダイバーズの先駆が、冒険者のために本気で作ったガチンコモデルとして要注目だ。 クロノオフショア1

エドックス クロノオフショア1 ベゼルロック クロノグラフ オートマティック

ブランド初のベゼルロック機構を備えた最新のクロノオフショア1。9時位置ケースサイドのレバーを6時側にスライドした状態だと通常の逆回転防止ベゼルだが、12時側にスライドするとロックがかかり、ベゼルは完全に固定されるダブルセーフティシステム。ベゼルをシャープに仕立て直したほか、ケースラグをよりソリッドな造形とするなど、デザインもリファインさせている。自動巻き。径45mm。SSケース(セラミック製ベゼル)。ラバーストラップ。シースルーバック。500m防水。63万8000円。 極地の海で探検

アナンタ・エクスペディションとは?

美しい海を守るために極地の海で探検を続ける

海洋環境保護目的の非営利組織による極地探検プロジェクト。2024年には謎多き“グリーンランドシャーク”の行動習性を調査するため、フランス海岸からアイスランドを経由してグリーンランド東海岸を探検する計画を完遂。

■ベゼルロックの技術背景のキーパーソンを取材!

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