パテック フィリップ流のパイロットウォッチとは？

新作のカラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234。

パテック フィリップには珍しい、パイロットウォッチ顔のGMT「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」。2015年に初代モデル（径42mmの18KWGケース）、2018年に第2弾（径42mmと径37.5mmの18KRGケース）が登場。ケースサイドの2つのプッシュボタンによりローカルタイムの調整が簡単にできるGMTとして人気を博してきた。

アラビア数字インデックスやバトン型の針などの意匠は、同社がかつて製造し、現在は、ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムに所蔵されているパイロットウォッチに範をとっている。

今回の新作は、ブルー文字盤に径37.5mmの18KWGケースがよりクラシックな印象。普段はスケルトン時針を通常の時針に重ねておき、海外に出かける際は、10時位置と8時位置のプッシュボタンで通常の針を1時間単位で調整。この2つのプッシュボタンには特許取得のセキュリティシステムが搭載されており、プッシュボタンを1/4回転させるとボタンをロック＆解除することが可能で、誤操作の心配もない。また、ホーム、ローカル双方の昼夜表示のインジケータを搭載しており、高い実用性を誇る。

ホワイトゴールド製のアプライドインデックス、時分針にはスーパールミノバが塗布され、暗闇での視認性も抜群。ホワイトゴールド製のネジ止め式ピンバックルは、サバイバルキットを飛行服に固定するハーネスの形状からインスパイアされており、文字盤にあわせたネイビーブルーのカーフスキンストラップにくわえて、ヴィンテージ・ブラウンのカーフストラップが付属する。

お問い合わせ：パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL 03-3255-8109

（構成・文／TAYA)