2026.07.10

ブライトリングのクロノマットがモデルチェンジ! ハーランドも納得(?)の新型は、一体何が変わったのか?

よりスッキリと都会的イメージを纏った新生クロノマット」

ナビタイマーと共に、ブライトリングの双璧とされているのが、クロノマットである。クラシックなデザインを継承するナビタイマーに対して、最新技術でアップデートしていくクロノマットは、時代と共に進化することも、また使命。それがファンのブライトリング愛をさらに刺激するのである。

2020年に大幅な改良を行なったクロノマット。ポリッシュ仕上げが象徴的だったクロノマットの印象が、この時に大きく変わった人も多いだろう。そんな新生クロノマットも気がつけば6年が経過。俄然スタイリッシュになったクロノマットは、すっかりブライトリングの顔として定着した。

「クロノマット B01 クロノグラフ 42」。AB0158101A1A1。自動巻き。径42㎜。SSケース&ブレスレット。20気圧防水。138万500円。

そんなクロノマットが、また新たに進化を遂げた。リデザインした待望の新クロノマットが誕生したのである。ファンとして気になるのは、やはり前作と何が変わり、何がアップデートされたのか。クロノグラフモデルを中心に、その改良ポイントを追っていきたい。

新作「クロノマット B01 クロノグラフ 42」をパッと見て、「小さくなった?」と感じた方もいるだろう。しかし、実際のケース径は旧モデルと同じ「42㎜」。全く同じサイズなのである。ではなぜ小さく感じるのか。それはベゼルの形状変化によるところが大きい。

まず、ベゼル自体の幅が、ややスリムになっている。そして注目していただきたいのは、その角度。旧型(写真左)はケースに対してほぼフラット(平行)なラインだったが、新型(写真右)ではかなり傾斜が付けられている。角度がついたことで、ベゼルはよりスリムに見えるようになった。

クロノマットの顔とも言えるライダータブは、完全にベゼルと一体化。凹凸が滑らかになった上、別体パーツではなくなったことでベゼル外周に取り付けられていたネジ留めもなくなっている。

ケースをスッキリと見せているもう一つのポイントが、ラグの形状。新型はブレスレットと一体化したデザインを採用しており、クロノマットの代名詞であるルーローブレスレットがピッタリと流れるようなラインで取り付けられている。

実際に腕につけてみると、フィット感が格段と向上していることに驚くが、これは新型のケース厚に大きく関係しているだろう。先述したように、ケース直径のサイズに変更はないのだが、ケースの厚さは、かなり薄くなっているのだ。

ケース厚は、旧型の15.1㎜に対し、新型は13.77㎜。1.3㎜ほどスリムなボディを手に入れている。これによりSSモデルにおいては、ブレスレットまで入れた総重量も10グラム以上軽くなった。

同じように見えるルーローブレスレットにも、実用性抜群な新機構が搭載されている。それが特許を取得した新開発のマイクロアジャスト機構。バックル側に一番近い両サイドの最後の1コマを引っ張ると、両サイドで2㎜ずつ、最大4㎜ブレスレットの長さを微調整できるのだ。

また普段着けている分には見えない部分だが、観音開きのバックルを開くと内側のプレートに「BRETLING」のロゴが新たに刻まれている。こうしたこだわりのディテールの数々が、オーナーの満足度を高めることは、間違いない。

「クロノマット B01 クロノグラフ 42」。UB0158101B1U1。自動巻き。径42㎜。SS+18Kレッドゴールドケース&ブレスレット。20気圧防水。206万8000円。

最後にダイアル。ダイアルには大きな変更は加えられなかったが、よく見れば、なくなっているものがある。それがダイアル見返し部分に赤で刻まれていた1/100スケール。これにより、やはりダイアルもよりスッキリとした印象になった。

細かい部分ではあるが、これまで全身オレンジだったクロノグラフ秒針は、先端のみオレンジに。カウンターウェイトの「B」マークも、シンプルなバー状のものに変更されている。

「クロノマット B31 オートマチック 40」。PB3114101C1A1。自動巻き。径40㎜。SSケース+プラチナベゼル。SSブレスレット。20気圧防水。133万1000円。

今回、新型クロノマットとして発表されたのは、クロノグラフだけではない。自動巻きの3針モデルも自社ムーブを搭載した「40㎜」と、女性にもおすすめできる「36㎜」の2サイズが同時にラインナップされ、ケース素材やブレスレット、ダイアルカラー違いでトータル22モデルが用意されている。

問い合わせ/ブライトリング公式サイト

文・構成/市塚忠義