2020.12.10

「王」の名にふさわしい風格あるデザイン 現代に蘇る、セイコー屈指の名作キングセイコー

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「王」の名にふさわしい風格あるデザイン 現代に蘇る、セイコー屈指の名作キングセイコー

GSと並ぶセイコー高級時計の名作「キングセイコー」が限定で復活。時計ファン垂涎のこのモデルの誕生秘話をひもとく!

写真/小澤達也(Studio Mug) 文/岡崎隆奈

キングセイコー「KSK」復刻デザイン SDKA001
8振動の自動巻きキャリバー「6 L35」

名作のデザインはそのままに搭載ムーブや素材が進化

セイコー創業140周年記念限定モデル
キングセイコー「KSK」復刻デザイン
SDKA001

セイコー創業140周年を記念し、「キングセイコー」のセカンドモデルを復刻。風格のあるダイヤル、ケース、風防、裏蓋のメダリオンのデザインまでを再現した。8振動の自動巻きキャリバー「6 L35」を搭載。秒針規制機能付き。径38.1㎜。SSケース。クロコダイルストラップ。5 気圧防水。限定3000本。35万円。2021年1月発売予定(セイコーグローバルブランド コアショップのみで取り扱い)。

 

良きライバル関係が生んだ
’60年代高級スタイルを再現

 

日本の高級時計の代表格といえばグランドセイコー(GS)だが、隠れた名作としてヴィンテージファンに人気のモデルが「キングセイコー(KS)」だ。

1961年に誕生した初代KSは、GSよりも価格が安かったため、その廉価版といわれることがあるが、じつはそうではない。そこには当時の諏訪精工舎(GS)と第二精工舎(KS)との兄弟企業どうしの良きライバル関係があり、諏訪に負けまいとの思いから、時計の本質である精度は高いままに、機能を整理して価格を抑えた渾身の高級時計を開発した。見た目の高級感に遜色がないことは、それら2つを見比べてみればわかる。そして2作目では秒針規制機能が追加され、ついに機能面でも追いついたのである。

今回、KSの中でも多くの人々に愛用されたセカンドモデルが復刻された。風格に満ちたダイヤルの意匠やエッジの立ったケース形状はもちろん、KSに欠かせない裏蓋のゴールドメダリオン、ライターカットを施したバーインデックスなど、細部の作り込みまで緻密に再現。また、レトロなボックス型サファイアガラス製の風防、最新の自動巻きキャリバーを搭載するなど、現代の使用に即したスタイルに。名作を日常使いする喜びが味わえる1本だ。

 

detail オリジナルのファンを唸らせるディテールが満載!

キングセイコーの復刻作が踏襲したのは文字盤&ケースだけではない。
時計の裏側や細部の作りなど、最新素材にて精緻に再現されている。

ケース裏に装備されたゴールドカラーのメダリオン。”KING SEIKO”と盾の紋章はオリジナルに忠実で、その下に限定ナンバーの刻印が施されている。

セカンドモデルの骨太なラグを再現。エッジの部分には多面カットを施し、さらにセイコーの伝統的な職人技であるザラツ研磨により高級感ある輝きを施している。

サイドから立ち上がり、エッジを際立たせた意匠が特徴的なボックス型の風防。レトロ感漂うこの装備を、復刻作では硬質なサファイアクリスタル素材で作り上げた。

立体型のバーインデックスも再現。12時位置のみダブルバーとなり、”ライターカット”と呼ばれる刻み装飾を施した。これにより高い視認性も確保している。

ケース裏に装備されたゴールドカラーのメダリオン。”KING SEIKO”と盾の紋章はオリジナルに忠実で、その下に限定ナンバーの刻印が施されている。
セカンドモデルの骨太なラグを再現。エッジの部分には多面カットを施し、さらにセイコーの伝統的な職人技であるザラツ研磨により高級感ある輝きを施している。
サイドから立ち上がり、エッジを際立たせた意匠が特徴的なボックス型の風防。レトロ感漂うこの装備を、復刻作では硬質なサファイアクリスタル素材で作り上げた。
立体型のバーインデックスも再現。12時位置のみダブルバーとなり、”ライターカット”と呼ばれる刻み装飾を施した。これにより高い視認性も確保している。

 

キングセイコーとは?

 
グランドセイコーに続き、1961年に誕生したセイコーの高級腕時計。諏訪精工舎のGSに対し、東京・亀戸の第二精工舎が開発したこのモデルは、リーズナブルな高級時計として、ハイエンドのGSとはひと味違う高級時計として人気を博した。’75年に生産を終了。

1965年発売
2代目キングセイコー(KSK)

実用性を高めたセカンドモデル。防水ケースになり、秒針規制機能が追加された。初期はキャリバーナンバーのないムーブメントであったが、後にキャリバー44Aを搭載した。’68年まで生産。

1961年発売
初代キングセイコー

「クロノス」を基礎に新開発された高精度手巻きキャリバー搭載。GSが2万5000円であったのに対し、1万5000円というリーズナブルな価格を実現。’65年まで生産。

<b>1965年発売<br>2代目キングセイコー(KSK)</b><br>実用性を高めたセカンドモデル。防水ケースになり、秒針規制機能が追加された。初期はキャリバーナンバーのないムーブメントであったが、後にキャリバー44Aを搭載した。’68年まで生産。
<b>1961年発売<br>初代キングセイコー</b><br>「クロノス」を基礎に新開発された高精度手巻きキャリバー搭載。GSが2万5000円であったのに対し、1万5000円というリーズナブルな価格を実現。’65年まで生産。

 

商品の問い合わせ/セイコーウオッチお客様相談室☎0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/kingseiko-recreation-2021/