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2026.07.29
2026年のワールドタイム 名門メゾンの傑作3選+U100万円で手の届く1モデル
【全部新作! 2026 キーワードから逆引き 最旬推し時計 157本】
思わず旅に出たくなる別格ワールドタイマー
ウォッチズ・アンド・ワンダーズを中心に、2026年も100を超えるブランドを取材! そこで見えてきた最新のキーワードから、今最も旬な推し時計をご紹介。
24時間リングと都市名リングが連動し、世界の時刻が一目瞭然となる──海を渡る旅に誘うワールドタイマーの良作が、出揃った。
極細の筆で25色! 40回以上、高温焼成
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
精緻なメカニズムを内包し腕の上で世界を旅する
今では複数のブランドがラインナップするワールドタイム(タイマー)は、時計師ルイ・コティエの発明であり、それを1937年に初めて製品化したのがパテック フィリップであった。
世界初の機構ツインゾーン(こちらを参照)を実現したルイ・ヴィトンの「エスカル」は、まず最初にミニチュア・ペインティングによるフラッグモチーフを配したワールドタイムとして2014年にデビューした。それが今年、機構とダイアル装飾をアップデート。なんとセンタートゥールビヨンと組み合わせ、カラフルなフラッグモチーフをグラン・フー エナメルとしたのだ。さらに通常のワールドタイムもプラチナケースとなり、復活を果たしている。
また同機構の元祖パテック フィリップからは鮮烈なレッドダイアルが登場。ボヴェはグリーンセラミックを用い、旅する腕時計の魅力を高めた。
エスカル ワールドタイム フライング トゥールビヨン

都市リングのフラッグモチーフは、25色の釉薬を5層で色分け。計40回以上の高温焼成を経て、色鮮やかな発色をかなえている。ダイアル中央のトゥールビヨンのキャリッジは、フラワー・モチーフを象った。そこから突き出す針で分を、三角の指標で時を示す。自動巻き。径40mm。Ptケース。カーフストラップ。50m防水。3894万円。発売中。

「エスカル ワールドタイム」ダイアルは35色を塗り分けている。自動巻き。径40mm。Ptケース。カーフストラップ。50m防水。1540万円。発売中。

上のモデルのダイアルには、ミニチュア・ペインティング技法を駆使。超極細筆で1色ずつ載せ、その都度オーブンで乾燥させて次の色付け作業に移る。
問い合わせ:ルイ・ヴィトン クライアントサービス
ルイ・ヴィトン公式サイト
PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
ワールドタイム 7129J

元祖ワールドタイムの新装は、YGケースにわずかに紫がかったカーマインレッドのダイアルとの組み合わせで、一際華やか。ダイアル中央部では、伝統的な手彫りギョーシェによる籠の編み目の装飾を施している。自動巻き。径36mm。18KYGケース。アリゲーターストラップ。3気圧防水。936万円。発売中。

問い合わせ:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
パテック フィリップ公式サイト
BOVET 1822(ボヴェ 1822)
リサイタル 30 グリーンセラミック

各都市名を個別のローラーに4つ印字。リューズ上下のボタン操作でローラーを回転させることで、ワールドタイマーとして初めてサマータイムにも対応させた。革新的な機構が、新たにグリーンセラミックのケースに収められた。ブラックのベゼルはDLC処理したチタン製。自動巻き。径42mm。セラミックケース&ブレスレット。30m防水。予価1760万円。9月発売予定。

問い合わせ:ボヴェ 1822 ジャパン
ボヴェ 1822公式サイト
NOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)
クラブスポーツ ネオマティック ワールドタイマー

ボタンで都市名リングを操り、12時位置の都市の現在時刻を時針が示す。3時位置のインダイアルは、主にホームタイム用。操作性に優れた機構はそのままに、クールなホワイトダイアルが追加された。ワールドタイマー一体型の自社製Cal.DUW 3202は、4.8mm厚の極薄設計。自動巻き。径40mm。SSケース&ブレスレット。10気圧防水。77万2200円。8月発売予定。

問い合わせ:大沢商会 時計部
ノモス グラスヒュッテ公式サイト
[時計Begin 2026 SUMMERの記事を再構成]
※表示価格は税込み