2022.05.16

“空”の先駆者ロンジンが手がけた「GMT機能」のパイロットウォッチ

ベゼルに傷つきにくいセラミックを使用した新作「スピリット ズールータイム」。

空・陸・海のパイオニアたちの挑戦を支えてきた伝統を受け継ぎ、2020年にスタートしたロンジン スピリットシリーズ。新作「スピリット ズールータイム」は、1908年に当時のオスマン帝国向けに製作したGMT機能を備えたポケットウォッチをルーツとする。ブラック、グリーン、ブルーの3色が揃うベゼルは、傷がつきにくく強度の高いセラミック製で、24時間目盛りがついた両方向回転仕様によって異なるタイムゾーンを表示。ケースは人間工学に基づきソフトで短めのラグの設計に。

新作「スピリット ズールータイム」は100m防水と高い実用性を誇る。

これにより快適な着け心地と美しい外観を実現した。さらにインターチェンジャブルシステムを採用し、ストラップもワンタッチで簡単に交換することができる。

GMT機能で100年以上の経験と知識を持つロンジン

 

1931年10月、ロンジンの計器を搭載したミス・ピードル号に乗り込み、日本から米国への世界初のノンストップ太平洋横断飛行を達成したアメリカ人飛行士クライド・パングボーンとヒュー・ハーダン。

はじまりは1908年のオスマン帝国(現在のトルコ)。国家間の行き来や公共交通を使用する機会が増えてきた当時のニーズに応え、2つのタイムゾーンを示す最初のロンジンポケットウォッチを開発。時間と分を表示するために、2組の針により同じ文字盤でトルコ時間とフランス時間を表示した。1911年にこの技術の特許を申請し、1918年に2番目の特許を申請。 そして1925年、ロンジンで初めて第二時間帯を表示する腕時計が登場。このモデルの文字盤にある“Zフラグ”からインスピレーションを受け、今回の新作「ロンジンスピリットズールータイム」が生まれたのである。そして1931年、ロンジンが開発した特別なコックピットクロックが、アメリカのパイロットで、初の太平洋無着陸横断飛行の成功者、クライド・パングボーンに届けられる。 この特別な計器には、時と分を示す針と、2つの同心の24時間ダイアルを装備。このコックピット時計の同型では、後に2つの12時間ダイアルを備えた時計も開発。1933年にロンジンが改造したパイロットの腕時計には、 2組の時針と分針が装備された大型の47mmウィームス時計がある。

1908年に当時のオスマン帝国向けに製作された、2つのタイムゾーンを示す最初のロンジンポケットウォッチ。

1925年誕生のロンジン初の第二時間帯表示時計「ロンジン ズールータイム」。

1931年誕生の「ロンジン コックピットクロック」。

1908年に当時のオスマン帝国向けに製作された、2つのタイムゾーンを示す最初のロンジンポケットウォッチ。
1925年誕生のロンジン初の第二時間帯表示時計「ロンジン ズールータイム」。
1931年誕生の「ロンジン コックピットクロック」。

 

新作「スピリット ズールータイム」のダイヤルカラーは3色展開!

ロンジン スピリット ズールータイム/自動巻き。径42㎜。SSケース&ブレスレット。10気圧防水。39万7100円。

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ロンジン スピリット ズールータイム/自動巻き。径42㎜。SSケース。カーフストラップ。10気圧防水。38万2800円。

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ロンジン スピリット ズールータイム/自動巻き。径42㎜。SSケース&ブレスレット。10気圧防水。39万7100円。
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ロンジン スピリット ズールータイム/自動巻き。径42㎜。SSケース。カーフストラップ。10気圧防水。38万2800円。
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お問い合わせ:ロンジン公式サイト
(文/岡崎隆奈 構成/TAYA)