2026.05.21

オーデマ ピゲがYOON & VERBALとコラボレーションした「ロイヤル オーク コンセプト」の限定モデルを発表

本質を追い求めたファッション、音楽、オートオルロジェリーの融合

「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」。ミラーポリッシュ仕上げで縁取られたブラックアヴェンチュリン文字盤に、アルミ製のフライング トゥールビヨンのほか、ブラック加工された18KWG製の針を備える。特殊パターンのラバーストラップはブラックとレッドの2本が付属。手巻き。径38.5mm。チタン×セラミックケース。2気圧防水。限定150本。17万6800スイスフラン(税込参考価格3927万円)。

2002年に元祖ラグジュアリースポーツ、ロイヤル オークの30周年を記念して生まれたオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク コンセプト」。コンセプトカーにインスピレーションを得たこの初代は、先進素材アラクライト602製のケースに8角形のチタン製ベゼルを組み合わせ、コレクションの新たな可能性を切り開いた。また、2008年にはトゥールビヨンとクロノグラフを融合した「ロイヤル オーク コンセプト カーボン」も登場し、以降、革新的な素材・デザイン・複雑機構を取り入れた“実験と革新のプラットフォーム”としての地位を築いてきた。

そして、今年5月に発表された新作が「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」だ。複雑機構のフライング トゥールビヨンを搭載した本作は、YOONとVERBALという、人気ファッションブランド「AMBUSH」の共同創設者であり、ファッション、音楽、デザインの多彩な分野で才能を発揮する2人とのコラボレーションモデルとなる。

AMBUSH共同創設者/クリエイティブディレクターのYOON。2008年、VERBALとともにAMBUSHの設立を手がけ、ポップアートにインスパイアされた実験的なオリジナルデザインを展開。15年にはパリデビューも果たした。

AMBUSH共同創設者/音楽プロデューサーのVERBAL。人気音楽グループ「m-flo」などでの活動で知られ、海外の著名なアーティストとの交流も深い。AMBUSHではCEOを務め、多様なアート領域のコミュニティをつなぐ存在として高く評価されている。

公私共にパートナーであるYOONとVERBAL。YOONが時計製作において求めたのは、誰もが共感できる真に普遍的な“バランス”。そのワードを体現するかのように、ブラックアヴェンチュリン製のオープンワーク文字盤は、余計なものをそぎ落とし、大切なもののための余白を作るという内省的なデザインアプローチを反映。6時位置に配したレッドカラーのアルミ製フライング トゥールビヨンは、絶え間なく動き続けるエナジーを象徴するとともに、本質へ立ち返ることの大切さを表現している。

オーデマ ピゲコレクターとしても知られるVERBALは、 この”レッド”を地球のコアを想起させ、 エナジーの源となる情熱的な力強さそのものだと語る。

星が煌めくようなブラックアヴェンチュリンに独創的オープンワークを施した文字盤。6時位置のアルマイト加工されたレッドのトゥールビヨンケージがデザインの印象を決定づけている。

特徴的な8角形ベゼルを擁したチタン製ケースは、38.5㎜のコンパクトサイズで、人間工学に基づき設計されたカーブラインにより手首に快適にフィット。サンドブラスト、サテン、ポリッシュ仕上げを巧みに使い分けたことで力強い造形美が際立つ。内部には、本作のために開発された手巻きのフライング トゥールビヨンCal.2982を搭載。テンプと脱進機を載せ、1分間に1回転することで重力の影響を補正する回転ケージは印象的なレッドに彩色され、ケージが下部のみで支えられているため、文字盤側から鼓動する心臓部を隈なく見渡すことができる。さらに、ブラックとレッドが気分で選べる、“マイクロモザイク”パターンのインターチェンジャブルストラップが、本作の個性をいっそう引き立てる。

搭載するのは自社製Cal.2982。伝統と革新を融合した手巻きのコンプリケーションムーブメントで、“不要な要素を削ぎ落とし、本質に立ち返る”という本作のデザインコンセプトを強調する。

“マイクロモザイク”パターンが煌びやかさを演出するラバーストラップ。内側には装着性を高める“キルティング”パターンも施した。ブラック&レッドの2本が付属し、インターチェンジャブル仕様により付け替えも簡単に。

YOONとVERBALが手がける「AMBUSH」同様、トレンドに惑わされることなく本質を見極めながらも、アヴァンギャルドな個性を追求したオーデマ ピゲの新作「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」。真のクリエイティビティがわかる本格派にこそ着けてもらいたい極上の1本だ。

問い合わせ/オーデマ ピゲ公式サイト

文/岡崎隆奈 構成/市塚忠義