2023.08.18

独立したクロノグラフをダブルで搭載! サイラス クレプシス ダイス レーシング「動画で魅せる時計図鑑」

コラムホイールを2つも搭載したダブルクロノグラフ!!

サイラス クレプシス ダイス レーシング

ポップな色分けを加えレーシーかつ実用的に!

時計工学の限界点を目指し、芸術品にまで高めた至高のタイムピース製作を意図し2010年に発足したサイラス。ディレクターを務めるジャン・フランソワ・モジョン氏は、著名な時計ブランドの複雑ムーブメントを多数手掛ける天才時計師。とくにクッションケースの左右にリューズを配した独自デザインが特徴のクレプシス コレクションは、代表作として人気を集めている。そのなかでも驚異的であるのが、一本の時計に二つのクロノグラフを搭載したクレプシス ダイス。スプリットセコンド(ラトラパンテ)とは異なり完全に独立した二つのクロノグラフ制御機構を詰め込んでおり、好きなタイミングで2つのクロノグラフを動かせるのである。コントロールセンターと言えるコラムホイールも2つ搭載するだけでなく、時計正面から視認しやすいレイアウト。巧みな制御動作を眺めつつ個別計時が存分に堪能できる趣向となっている。しかもこの新型は二系統クロノが視覚的に分かりやすいよう赤と青にてプッシュボタンや針、表示に至るまで個別塗装済み。ビギナーでも買ったその日から、ダブルクロノを使い倒せる超実用複雑モデルなのである。

ケース左右のプッシュボタン操作による独立した2つのクロノグラフ機構が最大のポイント。このモデルは2022年発表の限定モデル。ベゼルにカーボンを使用し、赤と青のカラーを使い分けたポップなデザインやコーデュラナイロンのストラップが躍動的かつレーシーな雰囲気。グレード5チタンケース。径42mm。自動巻きキャリバーCYR718(パワーリザーブ約55時間)。10気圧防水。15本限定。682万円。

階層を分けて二つのクロノグラフ制御機構を詰め込んだ独自開発のcal.CYR718を搭載。ケースバックからも至極のムーブメントを眺めることが可能。

ケースの正中線に沿って12時位置と6時位置に配されたそれぞれのコラムホイール。系統ごとに赤と青に塗り分けられている。12時位置の赤コラムホイールは3時位置のプッシュボタンと連動し、同色の針、表示にもリンク。

こちらは6時位置の青コラムホイール。9時位置のプッシュボタンと連動。

センターのクロノグラフ針同様に、三時位置に配された30分計も、同軸かつ二本の針にてそれぞれの時間を表示。色分けされているので小さくても視認しやすいデザインだ。

ケース左右のプッシュボタン操作による独立した2つのクロノグラフ機構が最大のポイント。このモデルは2022年発表の限定モデル。ベゼルにカーボンを使用し、赤と青のカラーを使い分けたポップなデザインやコーデュラナイロンのストラップが躍動的かつレーシーな雰囲気。グレード5チタンケース。径42mm。自動巻きキャリバーCYR718(パワーリザーブ約55時間)。10気圧防水。15本限定。682万円。
階層を分けて二つのクロノグラフ制御機構を詰め込んだ独自開発のcal.CYR718を搭載。ケースバックからも至極のムーブメントを眺めることが可能。
ケースの正中線に沿って12時位置と6時位置に配されたそれぞれのコラムホイール。系統ごとに赤と青に塗り分けられている。12時位置の赤コラムホイールは3時位置のプッシュボタンと連動し、同色の針、表示にもリンク。
こちらは6時位置の青コラムホイール。9時位置のプッシュボタンと連動。
センターのクロノグラフ針同様に、三時位置に配された30分計も、同軸かつ二本の針にてそれぞれの時間を表示。色分けされているので小さくても視認しやすいデザインだ。

 

<ブランド解説>

ハリー・ウィンストンやウルバン・ヤーゲンセン、HYT等へハイスペックな複雑キャリバーを供給するクロノード。サイラスはそんな先端時計工房を率いるジャン・フランソワ・モジョン氏がディレクターを務めるブランド。大人気を獲得した“ダブルクロノグラフ”の他、“縦置きトゥールビヨン”や“ユニークパワーリザーブ表示7日巻き”など、斬新な複雑モデルを次々と打ち出し注目を集めている。

 

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お問い合わせ:サイラス公式サイト

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動画撮影/岸田克法 文/長谷川 剛(TRS)