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2024.07.17
太陽に当たると変化する楽しい時計!? ラドー トゥルー スクエア×森永邦彦「動画で魅せる時計図鑑」
太陽にさらされるとブラックパープル文字盤に!
暗くなるとグレースケルトン文字盤に!
ラドー「トゥルー スクエア×森永邦彦」
文字盤のカラーリングが変えられる時計があったらいいと思ったことはないだろうか? 時計は文字盤の色によってガラリと印象が異なり、それによって気分もリフレッシュできるからだ。そんな時計がここに! それがラドーの「トゥルー スクエア×森永邦彦」。
本作は国内外で活躍する前衛派デザイナー、森永邦彦氏とのコラボレーションモデル。最大の特徴は、森永氏が得意とする「フォトクロミック」という特殊加工が、文字盤側から見えるムーブメントプレートに施されていること。この加工は紫外線に当たると色が変化する性質があり、本来のグレーカラーからブラックパープルへとしだいに変色。したがって太陽光のある屋外ではブラック系、室内ではグレー系と、2通りの文字盤カラーが実現するわけである。
【トゥルー スクエア×森永邦彦】ファッション・デザイナー森永邦彦氏とコラボしたスクエア型のスケルトンモデル。文字盤にフォトクロミック加工を施したことで紫外線により文字盤プレートがブラックへと変化。上の画像は紫外線に当たる前で美しいスケルトン文字盤が堪能できる。耐磁性ニバクロン製ひげゼンマイ採用のCal.R734搭載。ブラックPVDサンドブラスト加工のチタン製ケースバックに“KUNIHIKO MORINAGA SPECIAL EDITION”の刻印入り。自動巻き。径44.2×38mm。セラミックケース&ブレスレット。5気圧防水。42万3500円。
太陽光(紫外線)が当たると、文字盤に塗布されたフォトクロミックが反応し、ブラックパープルに変化。
個性的なスクエア型のケース素材は、時計界でラドーが先駆者ともなるハイテクセラミック。滑らかな一体型ブレスレットも同素材で統一し、内部には80時間パワーリザーブで高耐磁なニバクロン製ひげゼンマイを備えたCal.R734を搭載。シースルーバックを採用するため、時計の表裏からその精緻な姿や美しいペルラージュ装飾などが鑑賞できる。
文字盤カラーの変化が楽しめるうえ、周りの友人や同僚に思わず語りたくなっちゃう1本なのだ。
森永邦彦氏は1980年、東京生まれのデザイナー。2003年に自身のブランド「ANREALAGE」を立ち上げ、その後パリコレクションへ進出。19年、フランス「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出され、同年第37回毎日ファッション大賞を受賞した。
スクエア型のケースおよびブレスレットはハイテクセラミック製。酸化ジルコニウムなどを原料とし、軽量かつ耐久性・耐傷性に優れたこの素材は、ラドーが初めて腕時計に導入したもの。
ケース裏のサファイアクリスタル越しに見えるのはラドーキャリバー「R734」。耐磁性に優れたNivachronTM(ニバクロン)ひげゼンマイを搭載し、80時間のロングパワーリザーブを確保する。
〈ブランド解説〉
1917年創業のムーブメントメーカー、シュラップ兄弟社を前身とし、1947年より腕時計の製作に着手したスイスブランド。1960年代に超硬材ハードメタルをケース素材に使った「ダイヤスター」を発表。1980年代にはハイテクセラミックを時計の外装に採用した「インテグラル」「セラミック」を他に先駆けて世に送り出し、セラミックウォッチのパイオニアとなる。その後もセルメットやセラモスといった独自素材を次々に時計に取り入れるなど、ハイテク素材によって時計業界を牽引し続けてきた。
お問い合わせ:ラド―公式サイト
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写真・動画撮影/岸田克法
文/岡田隆奈
動画編集/中村重樹(時計Begin編集部)