2026.09.30

フレデリック・コンスタントから気になる新作3連発!

希少な日本限定から待望の手巻きモデル、新開発のソーラー駆動まで

1988年、スイスのジュネーブで誕生したフレデリック・コンスタント。時計ブランドとしては後発ながらも、スイス伝統の時計作りにこだわり、ハイクオリティな製品を良心的な価格で提供する誠実ブランドとして、世界中の時計好きから注目を集めているブランドである。

高級時計のトップブランドの工房が名を連ねるジュネーブ近郊プラレワットに自社工場を構え、2004年からは精力的に自社キャリバーの開発に邁進。代表作であるハートビート・マニュファクチュールをはじめ、複雑なトゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーに至るまで自社で開発することに成功している。

これまでに、35種類もの自社キャリバーを誕生させてきたフレデリック・コンスタントは、スイス時計として高みを目指し、着々と力をつけてきた。そんな実力派ブランドから、気になる新作3モデルがリリースされたので、早速お届けしたい。

■クラシック カレ オートマチック ハートビート

自動巻き。ケース33.3×30.4㎜。SSケース&ブレスレット。3気圧防水。30万2500円。2026年10月発売予定(日本限定/ブティック東京先行販売)。

フレデリック・コンスタントの象徴といえば、ダイアル12時位置のオープン窓から機械式時計の心臓であるテンプの振動を見えようにした「ハートビート」。このアイコンをクラシックなレクタンギュラーケースに搭載した人気の「カレ」に、ブティック東京3周年を記念した日本限定モデルが登場。「クラシック カレ」コレクション初となるクイックリリース式のメタルブレスレットが採用された。専用工具を使わずベルト交換ができるクイックチェンジ機能は多くのブランドに普及したが、その多くはレザーストラップ限定のもの。こちらの日本限定モデルは、メタルブレスレットをクイックリリース式とすることでベルト交換を簡単に行うことができるのだ。装着された7連式のしなやかなブレスレットは、ゆるやかにカーブする角形ケースとの相性も抜群。

 

■クラシック モネータ ハンドワインディング

手巻き。ケース径38.5㎜。SSケース。アリゲーターストラップ。5気圧防水。世界限定999本。予価35万2000円。2026年10月発売予定。

フレデリック・コンスタントの新たなるコレクションとして2024年に加わったのが「クラシック モネータ」。モネータとはイタリア語で「貨幣」を意味しており、ケースに設けられたコインエッジが最大の特徴だ。コインエッジといえば、ケースのベゼルやケースサイドにあるのが一般的だが、「クラシック モネータ」のコインエッジがあるのはガラス風防の中。ダイアルのフランジ部分にデザインされているのが、なんともユニークである。洗練された上品さを好む時計ファンから早くも人気を集めている「クラシック モネータ」は、これまでクオーツムーブメントのみのラインナップだったが、ついに待望のメカニカルモデルが誕生。しかも自動巻きではなく“手巻きモデル”という展開が、なんともマニアックである。

搭載されているムーブメントは、スイスのラ・ショードフォンにあるマニュファクチュール、ラ・ジュ―・ペレ社によって開発されたキャリバー「FC-435」。約63時間というパワーリザーブを実現しており、その大型のバレルの姿は、サファイアクリスタルのケースバックから確認できる。この手巻きムーブメントに加え、ダイアルの仕様も魅力的だ。クラシックなドーフィン型の時分針にスモールセコンドという1950年代テイストのダイアルは、ダイアル中央が美しいサーモンカラーで、ダイアル外周に向かってブラックになるグラデーション。組み合わされた風合いのあるレザーストラップとのマッチングも完璧である。なお、この「クラシック モネータ ハンドワインディング」は、今年2026年のGPHGで、小売価格4500スイス・フラン以下の時計を対象となる「チャレンジ」部門にノミネートされている。

 

■クラシック モネータ ソーラーメーター

クオーツ(ソーラー駆動)。ケース径39㎜。SSケース。レザーストラップ(ミラネーゼメッシュブレスレット付属)。5気圧防水。各22万円。

「クラシック モネータ」には、上に紹介した手巻きモデルと同じタイミングで、もう一つの新ムーブメント搭載モデルが発表されている。それがこちらのソーラーモデル。フレデリック・コンスタント初となるソーラー駆動式の新キャリバー「FC-120」を搭載した「クラシック モネータ ソーラーメーター」が誕生した。光をエネルギーに変えるソーラーメーター。手巻きキャリバー同様、ラ・ジュー・ペレ社が開発したソーラー駆動ムーブメントは、一度フル充電すれば光のない環境でも10ヶ月間駆動することが可能。また晴天の屋外環境下で約1分間光照射すれば、1日分の動作に必要なエネルギーを充電することができるという。ソーラーウォッチは通常、ダイアルの下にソーラーセルが設置されており、ダイアルのデザインや色味にかなり制約がある。

一方、フレデリック・コンスタントは高感度のソーラーセルを採用することで、ソーラーセルがダイアルから透けて見えることもなく、美しいダイアルを組み合わせることに成功。グレイン加工された梨地の表面が見事なアイスブルー、バーガンディー、クラウドホワイトという絶妙なニュアンスカラーを3種類用意している。このキャリバー「FC-120」は薄型に設計されており、ケース厚は8.52㎜。申し分のないフィット感も実現している。さらに、レザーストラップだけでなくメッシュタイプのミラネーゼブレスレットも付属する点も、嬉しい限りだ。

問い合わせ/フレデリック・コンスタント公式サイト