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2026.10.23
航空時計の雄、ベル&ロスの「BR-03」がついに宇宙へ!?
一見すると宇宙空間、でも時間もちゃんと表示してます!

ベル&ロス「BR-03 スペースミッション」。自動巻き。ケース幅41㎜。セラミックケース。ラバーストラップ(ファブリックストラップ付属)。100m防水。パワーリザーブ約54時間。世界限定999本。74万8000円。
“角の中に丸”という強烈なアイコンを持つ、ベル&ロスの大定番「BR-03」。これは航空機のコックピット内にある計器からインスパイアされて誕生した時計だ。そんな誕生背景もあり、「BR-03」はプロフェッショナルなパイロットはもちろん、空を象徴する航空時計として人気が高い。
そんな「BR-03」が空を飛び越え、ついに宇宙に到達した。写真の最新作「BR-03 スペースミッション」のダイアルは、完全に宇宙そのものだ。昨今、人類の興味は再び宇宙に向けられている。そして時計業界でも、宇宙に関係する腕時計が注目を集めているのだ。

ではこの「BR-03 スペースミッション」は、単なる宇宙をイメージした腕時計なのだろうか。そうではない。直径41㎜のケースに収まるダイアルには、精密な宇宙空間が描かれているが、それらは同時に時刻表示の役割も果たしているのだ。
ダイアルに描かれているのは、地球と月、そして宇宙船だ。ちなみにこの宇宙船はダッソー・アビアシオンが開発した先進的な宇宙船コンセプト「ヴォルテックス」である。ヴォルテックス は、「Véhicule Orbital Réutilisable de Transport et d’Exploration(再使用型軌道輸送・探査機)」の略。
従来の宇宙船とは異なり、このヴォルテックスは宇宙空間と地上をシームレスに移動できるように設計されている。いわば車や電車のように人類の交通手段としての可能性を体現するもので、その先見性にベル&ロスは次世代の腕時計を重ね合わせている。

では、その動き方を説明していこう。宇宙船ヴォルテックスの役割は、分針。ダイアルのセンターの軸に60分で一周する。そして時針の役割を果たすのが、月。この月は透明な回転ディスクの上に描かれており、12時間で1周するというわけだ。上の写真だと、10時10分ぐらい。
宇宙規模の話をするのに、1分2分の誤差を気にするのは、ナンセンスというもの。しかしダイアル外周をよく見れば、ベゼルのインナーリングには、5分間隔のアワーインデックスのスリットがさりげなく刻まれており、コツを掴めば時間の把握はそれほど難しくないだろう。
また動くことはないが、宇宙空間に広がる無数の星は、アベンチュリンガラスによって表現されている。さらによく見ると、ダイアル4-5時位置に、小さな点が。この赤いドットが示しているのは、火星。美しいブループラネットと月、そして人類が次なる旅路として目指す神秘的な惑星を暗示している。

つや消しのケースは、マイクロビーズ加工を施したブラックセラミック。軽量なブラックラバーストラップと付属するブラック合成ファブリックのストラップとともに、極めて高いフィット感も実現している。
ベル&ロスのファンであればお気づきだと思うが、こちらの新作「BR-03 スペースミッション」は、2025年に発売した「BR-03 アストロ」の続編となる。限定数は、世界限定999本。前回買い逃した人は、今度こそ、このタイミングをお見逃しなく!

問い合わせ/ベル&ロス公式サイト
文/市塚忠義