2026.04.23

ブルーでも人気のグラデーションダイアル、選ぶなら濃いめ? 薄め?

【2025-2026 本格時計最新事情】
トレンドのカラーが分かる!主張するブルーダイアル

2025年、時計界のトレンドカラーはブルーだった。しかもかつてのようなネイビー一辺倒ではなく、淡い色合いが主流。各ブランドがさまざまに色のニュアンスを工夫した結果、ブルーダイアルは驚くほどにバリエーション豊かになった。

黒で際立つグラデーション

【ターコイズブルー】

天然石のターコイズが、ハワイアンジュエリーに多用されるからなのか、このブラックグラデとの組み合わせは、ラグーンを想起させる。

OMEGA(オメガ)
カラーリングと仕上げで、ブルー・ブラックを新鮮に

ブルー・ブラックは、グラデダイアルの定番だが、これほどまでに濃淡の差が大きいのは目新しい。その色合いは、まさに、ところどころ黒が入る天然のターコイズ。ダイアルを拡大してみると、ターコイズのベースにスプレーでブラックラッカーによるグラデを施していることが確認できる。黒の濃淡の移ろいは、ダイアルの外側のセラミックベゼルへとつながって完全な黒となり収束する。さらにダイアル全体を光沢仕上げにすることで、太陽光が水中に差し込んでいるかのような雰囲気を醸し出している。これぞ、カラーリングと仕上げの妙である。

シーマスター アクアテラ

針、インデックス、日付窓はPVDでブラックとして、グラデに馴染ませた。ストラップもブラック×ターコイズに。いずれもリューズで時針を単独で1時間刻みで前後に調整できるタイムゾーン機構が備わる。自動巻き。右/径38mm。左/径41mm。SSケース。ラバーストラップ。各111万1000円。

問い合わせ:オメガ 
オメガ公式サイト

ビーチ派にも、都会派にも。

【ライトブルー】

淡いブルーのセラミックモデルをラドーは既に持つが、今回の色味はさらに一段薄い。そのはかなげな青を、絶妙に白へと移ろわせた。

 RADO (ラドー)
セラミックとグラデの絶妙なコンビネーション

1962年に生まれたスタイルを受け継ぐレトロな外観を、印象が全く異なる2つのブルーグラデで装った。

ラドーは、セラミックを時計界に先駆けて採用、その技術は高い。そして2025年、かつてないライトブルーをセラミックでかなえた。それを逆回転防止ベゼルのインサートに用い、色をダイアルへと進入させて最終的にホワイトになるグラデとした。淡いブルーのグラデは、爽快感たっぷり。南の島のビーチリゾートに、良く似合う。

もう1つは、ベゼルのブラックセラミックがダイアルで深いブルーへと移ろうブラック×ターコイズブルーのグラデ。黒の領域が広いためシックな雰囲気となり、街使いにも最適だ。

キャプテンクック オートマティック

右のライトブルーは穏やかで、左は精悍。これは、ペアウォッチとしても使える。見た目はレトロだが、300m防水とタフで、ムーブメントも80時間駆動&ニヴァクロンひげによる高耐磁を誇る。7連ブレスの造作と仕上げは、かなり上質。自動巻き。径39mm。SSケース&ブレスレット。各37万2900円。

問い合わせ:ラドー/スウォッチ グループ ジャパン
ラドー公式サイト

[時計Begin 2026 WINTER & SPRINGの記事を再構成]

※表示価格は税込み