2024.06.26

ブレゲの銀座ブティックがリニューアルオープン!

限定50本の希少な日本限定マリーンも登場

「ブレゲ ブティック銀座」。住所:東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G ハイエックセンター3階 電話:03-6254-7211

銀座中央通り、7丁目にある「ニコラス・G ハイエックセンター」は、スウォッチ・グループのブティックが一堂に揃う時計ファンにはお馴染みの名所。その3階フロア全面を占めるブレゲの「ブレゲ ブティック銀座」が6月26日にリニューアルオープンした。

今から224年前の1801年6月26日、ブレゲ創始者のアブラアン-ルイ・ブレゲがトゥールビヨン特許の認定を受けた日を祝しているという。リニューアルした店内を見渡すと、洗練されたブレゲカラーが、より強調されていることが分かる。

ブレゲを象徴するギヨシェ装飾を連想させる上質なカーペット、ケースバンドのフルート装飾(コインエッジ)を思わせる家具のデザインに加え、店内の奥には本物の手動ギヨシェマシンが設置されている。この旋盤機は1800年代後半に製造されたもので、しっかりとブレゲ本社によってレストアされた現役。時計業界で最大のギヨシェ部門を誇る、なんともブレゲらしいサプライズだ。

開放的な店内にはVIPラウンジが併設されており時計をゆっくりと選ぶことができるが、このVIPラウンジで早速じっくりと見てもらいたい新作が、リニューアルオープンに合わせて発売された。それがここに紹介する「マリーン」コレクションの日本限定モデルである。

発表された「マリーン」は、3針モデルとクロノグラフの2種。それぞれ、現行モデルにはないブラックダイアルが与えられており、どちらのモデルもハンドメイドによるギヨシェ彫りの波モチーフが広がる。

各25本、合計50本のみの限定モデルで銀座の直営店の他、ブレゲ ブティック伊勢丹新宿店、ブレゲ ブティック日本橋三越本店、ブレゲ ブティック阪急うめだ本店の4店舗で購入することが可能だ。

「マリーン 5515」。自動巻き(キャリバー777A)。径40㎜。18KWGケース。ラバーストラップ。10気圧防水。日本限定25本。588万5000円。

「マリーン クロノグラフ5525」。自動巻き(キャリバー582QA)。径42.3㎜。18KWGケース。ラバーストラップ。10気圧防水。日本限定25本。669万9000円。

トゥールビヨンなど複雑機構に注目が集まるブレゲだが、アブラアン-ルイ・ブレゲは1814年に経度委員会のメンバーに選ばれ、翌1815年には名誉ある「王国海軍時計師」の称号を手に入れている。フランス海軍と密接な関係を築いたブレゲの時計は、当時の重要な航海には欠かせない存在であり、ブレゲの「マリーン」コレクションは、その歴史を象徴するモデルなのである。

商品のお問い合わせ:ブレゲ ブティック銀座

文・構成/市塚忠義