2026.10.27

ミッレ ミリア最新モデルは日本限定のレーシングホワイト!

100本だけの「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ ジャパン レーシング ホワイト」

自動巻き。径40.5㎜。ルーセントスティール™️ケース。ブラックカーフスキンストラップ。日本限定100本。169万4000円。

「今年のショパールのミッレ ミリアは、どんなモデルが出るのか?」ショパールのファンはもちろん、時計関係者であれば気になるのが、毎年発表されるミッレ ミリアの新作だ。ミッレ ミリアとは、1927年にイタリアで始まった伝説的なカーレース。Mille Miglia=イタリア語で1000マイル(約1600km)を走り抜く過酷なレースとして知られ、その白熱ぶりはエンツォ・フェラーリが「世界で最も美しいレース」と称したほど。

現在のミッレ ミリアは、1927年〜1957年のミッレ ミリアに参加した実車もしくは同型車のみが参加することができる格式高いレースとなっており、タイムトライアル方式で競い合う耐久ラリーで行われている。

ショパールはこのミッレ ミリアを1988年からスポンサード。同時にオフィシャルタイムキーパーも務めている。ショパール共同社長のカール‐フリードリッヒ・ショイフレ氏自身も、1989年から毎年欠かさずこのレースに参加。長年の友人である伝説のレーサー、ジャッキー・イクスと共にミッレ ミリアを盛り上げている。

そしてクルマ好きはもちろんのこと、時計好きの注目も集めているのが、ショパールから毎年リリースされるミッレ ミリアモデルなのである。ショパールはこのミッレ ミリアとのコラボアイテムをスポンサードが始まった1988年から、1年も休むことなく毎年リリースしている。

当初のミッレ ミリアは市販モデルではなく(市販化がスタートしたのは1997年)関係者のために用意されたものだったが、その完成度の高さに市販化を望むファンが急増。それに応える形で数量限定モデルとして開発されるようになり、以降コレクターズアイテムとしても高い人気を誇っている。

ここに紹介するのは、2026年の最新ミッレ ミリア。今年のモデルは日本のファンにはたまらない内容になっている。日本のレーシングカーで長年受け継がれてきたボディカラーを纏った日本限定モデルが、100本限定で発表された。

ショパール新作「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ ジャパン レーシング ホワイト」の最大の特徴は、やはり伝説的なレーシングカラーであるホワイトを採用したダイアルであろう。ラッカー仕上げを施したポーセリンホワイトのダイアルが、なんとも爽快。タキメーターやインデックスをブラックで転写しているが、アワーインデックスはその縁だけをブラック、中をホワイトとすることで、高い視認性をキープしながらも、非常にスッキリとまとめられている。

このレーシングホワイトのダイアルに映えるのが、随所に採用したレッドのアクセント。ミッレ ミリアのロゴ、クロノグラフ針、デイト表示などが赤く染められ、そのコントラストは、日本国旗の日の丸を強く連想させる。

もちろん、ミッレ ミリアならではのディテールは健在。クロノグラフのプッシャーには、クルマのペダルから着想を得たローレット加工が施されており、指で押すときの滑り止めとしても機能する。またリューズトップにはクルマのステアリングホイールがデザインされており、時計を横からみた時にも、クルマ好きを心躍らせる仕掛けが満載だ。

ストラップはクラシックカーのインテリアやドライビンググローブを思わせるパンチング仕様となっており、さりげないレッドステッチにはショパールのセンスの高さがうかがえる。そして、こうしたクラシカルな意匠をまとめているのが「グラスボックス」形状のサファイアクリスタル。美しいカーブを描く風防が、程よいヴィンテージ感を生み出している。

時計のケース直径は大きすぎず小さすぎない、40.5㎜。最新のトレンドを巧みに取り入れた絶妙サイズと言えるだろう。ショパールが独自に開発したステンレススティール合金「ルーセントスティール™️」の輝きが、そのケースの美しさをさらに引き立てている。

ミッレ ミリアのオフィシャルタイムキーパーとして、正確な計時に対しても任務をまっとうするショパール。この時計に搭載されているムーブメントは、約54時間のパワーリザーブを誇る自動巻きキャリバーで、日差−4秒〜+6秒以内という精度の高さを公認クロノメーターが保証する。

「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ ジャパン レーシング ホワイト」の誕生を記念して東京・代官山のT-SITE GARDEN GALLERYで行われたローンチイベントでは、2026年に発表された新作のミッレ ミリアウォッチとともに、1956年のレースに参加した1953年式「フィアット 1100 TV ザガート」を特別展示。

カール‐フリードリッヒ・ショイフレ氏の息子であり、次世代のショパールを担うカール‐フリッツ・ショイフレ氏(写真)も会場に駆けつけ、ザガート社のチーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)のマルセル・吉田氏とともに、ミッレ ミリアへの熱い情熱を語り合った。

問い合わせ/ショパール公式サイト

文/市塚忠義