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2021.02.13
時計の「チタニウム」素材って軽いだけ?
Q2 「チタニウム」って軽いだけ?
A2
最新技術で硬度や発色も劇的に進化!
サクラピンク&DLCのチタニウム
チタニウムの最前線は驚きの最強スペック
チタニウムは質量がステンレス・スティールの約60%と非常に軽いうえ、耐食性や耐久性にも優れる。さらに金属アレルギーのリスクも低く、まさに長所のオンパレードだ。当然、時計ブランドとしてもこの素材を活用したいところだが、一般的にチタニウムは切削などの加工が難しい、〝御しにくい〞素材。優れた製品を作るには相応の技術力が求められる。
シチズンは1970年に世界で初めてチタニウム製の時計を世に送り出した始祖。技術革新を重ね、チタニウムの可能性を拓き、現在、独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施すことで硬度をステンレスの5倍まで高めた「スーパーチタニウム™」モデルが充実する。高度な素材加工技術も加わり、冒頭で挙げたチタニウム本来の長所に耐傷性、さらに美しい質感も加わり〝夢のマテリアル〞へと進化している。
Point
チタニウム使いの元祖だからこそできるキズに強く多彩なカラバリ

スーパーチタニウム™はゴールドやピンクゴールド、さらにサクラピンクといったオリジナリティの高いカラーまで、従来のチタニウムでは表現できなかった多彩な色調を実現。機能性のみならず、時計のデザイン面においても画期的な貢献を果たす。

シチズン
CITIZEN
サテライト ウエーブ GPS F950
チタニウム技術の50周年を記念
GPS衛星の信号で時刻修正を行う衛星電波ソーラーモデルのフラッグシップ。世界限定550本。クォーツ。径47.5㎜。チタニウムケース&ブレスレット。10気圧防水。50万円。問い合わせ:シチズンお客様時計相談室
[時計Begin 2021 WINTERの記事を再構成]