2022.12.28

海のF1、パワーボートレースとともに誕生 【ザ・ファーストモデル ♯15 エドックス「クロノオフショア1」】

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時計ブランドが最速のモータースポーツ、F1の世界とコラボするのは、よくあること。しかし、エドックスが手を組んだのは、F1といっても水上のF1、パワーボートレースの「クラスワン」である。

2008年、初代クロノオフショア1(クラスワン)。セラミックベゼルのビスに、ブランドのロゴマークを象っている。

エドックスを代表するクロノグラフ・ダイバーズ「クロノオフショア1」の初代モデルは、「クラスワン」の名で2008年に誕生している。国際モーターボートレース大会「クラスワン パワーボート」の公式タイムキーパーに、エドックスが就任したことを受けて開発された。海上を250km/hで疾走するボートの上でも耐えられる、極めてタフな外装が求められたのだ。

2010年発表の「クラスワン クロノオフショア ビッグデイト」。クォーツムーブメントを搭載したオールブラックモデル。

この時、本作に強い影響を与えたのが、1961年に発表された「デルフィン」だ。エドックスは特許を取得した「ダブル- Oリング」によって、当時としては画期的な200m防水を実現していた。このモデルにより、エドックスはダイバーズウォッチの名手という称号を手に入れたのだが、独自の「ダブル- Oリング」を「クロノオフショア1」でも採用し、高い気密性を確保したのだった。

2017年「クロノオフショア1 クロノグラフ オートマティック」。ベゼルはブルーハイテクセラミック。ケースはゴールドPVDのSSケース。

さらに飽和潜水に対応できるヘリウムエスケープバルブを搭載し、500mの防水性能を実現。サファイアクリスタルの風防は、実に3㎜もの厚みを持つ。またブランドマークを象るビスで固定された逆回転防止ベゼルはフルセラミック製。耐傷性に優れるうえに、その艶やかな表現力が、ラグジュアリーウォッチとしていち早く認識された。

2018年「クロノオフショア1 カーボンクロノグラフ オートマティック」。ケースとベゼルは、カーボンとセラミックを交互に重ねたハイブリッド素材。

当初は限定モデルであったが、人気の高さから翌年にはレギュラー化が決定。その後は自動巻きのほかに、クォーツ、3針、クロノグラフ、デイデイト搭載モデルなどが次々に加わり、ファミリーを拡充していった。また2016年の大幅なモデルチェンジで、全モデルが500m防水に統一され、インデックスの数字の「1」をアクセントにした文字盤デザイン、ねじ込み式プッシュボタンといった現在のスタイルが定着していった。

2020年「クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッドエディション」。ブラックMOP文字盤の限定100本モデル。

近年では、カーボンやマザーオブパールなど、新素材への取り組みも積極的に行い、パワーボートレース大会が終了した現在もなお、機能とラグジュアリーを追求し続けている。

最新モデル「クロノオフショア1 クロノグラフ」。クォーツ。径45㎜。チタンケース。ラバーストラップ。100気圧防水。23万1000円。

問い合わせ GMインターナショナル

TEL 03-5828-9080

 

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